全体像
定期課金の支払いが滞った方への督促や自動で退会処理を行うためのタスクの作成例を解説します。
この作例では以下の3つの個別のタスクで作成します。
各タスクは独立したタスクのため必要なタスクのみ導入ください。
タスク1 未払い発生メールの送信
(1)定期支払が未払いになった方、かつ有効期限切れから1日以上経過した方を対象に「未払い発生メールの送信」を行います。
タスク2 60日後に最終通告メールの送信
(1)定期支払が未払い方、かつ有効期限切れから60日以上経過した方を対象に「最終通告メール」を行います。
タスク3 67日後にステータスを退会にする
(1)定期支払が未払い方、かつ有効期限切れから67日以上経過した方を対象に「最終通告メール」を行います。
(2)メール送信の1時間後にステータスを退会にします。
(1)と(2)は連続タスクで作成します。
■未払い金について
当システムではPayPal、Stripe、Univapayの各クレジット決済会社の定期支払に対応しており、それぞれ当月分の決済ができなかった場合に「未払い金」扱いとなり、未払い金となった方を検索することが可能です。
未払い金の判定はPayPalの場合初回の引き落としに失敗した場合その5日後と10日後の2回の引き落としを試みて失敗した場合に当月分の未払い金になります。
また、アップグレードやクレジットの不備により再度定期決済を契約しなおした場合には1つのライセンスに以下のように複数の定期支払が紐づいている場合があります。
現在の定期決済(定期支払、稼働中、未払い金なし)
過去の定期決済(定期支払、キャンセル、未払い金あり)
この場合、検索条件を
・定期支払
・稼働中
・未払い金
と設定しても過去の定期決済についても検索の対象となり、現在の定期決済に問題が無い方でも未払い金の対象者として検索されてしまいます。
そこで、以下の有効期限を検索の条件に加える事で防ぐことができます。
■有効期限について
当システムではPayPal、Stripe、Univapayの各クレジット決済会社のデータを定期的に自動取得し、各個人の次回支払日をシステムに記録しています。
例えば、毎月1回払いの定期課金の場合、4月1日に決済が完了した場合、次回支払日は5月1日になっており、この5月1日が新たな有効期限となります。
上記未払い金と有効期限切れを同時に満たした方を対象にメールを送る事になります。
タスク1 未払い発生メールの送信
(1)定期支払が未払いになった方、かつ有効期限切れから1日以上経過した方を対象に「未払い発生メールの送信」を行います。

通常、未払い金が発生している方のリストが出てきますが対象者がいない場合には出てきません。出てこない場合でも設定は可能ですのでそのまま次のステップを行ってください。




このプルダウンは、いま設定した検索条件自体を保存しておき、簡単に未払い金の発生した方を表示するための機能です。タスクはこの検索条件の保存された状態からさらに追加の設定を行う事でタスク化することができます。


件名:
【要ご対応】当月分の課金失敗により未払金となりました。
本文:
%%name%%様
平素より「%%status%%」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
さて、本日、お客様の定期支払状況を確認させていただいたところ、
今月分の会費のお支払いが確認できず、未払いとなっております。
システムの都合上、原因としては下記のような可能性が考えられます:
・クレジットカードの有効期限切れ
・利用上限の到達や残高不足
・カード会社側の一時的な承認エラー 等
大変お手数ではございますが、下記の内容をご確認いただき、
必要に応じてご対応をお願いいたします。
■決済方法別:ご対応のお願い
▼PayPalでお支払いの場合
(1)PayPalより「決済失敗」のメールが届いている可能性がありますので内容ご確認ください。
(2)ご自身のPayPalアカウントにログインのうえ、下記いずれかのご対応をお願いします:
・新しいクレジットカードのご登録
・銀行口座のご登録
▼Univapayでお支払いの場合
(1)Univapayから「決済失敗」のメールが届いている可能性がありますので内容ご確認ください。
(2)マイページのサポートにて「未払金によるクレジットカード変更」の旨ご連絡ください。
マイページURL
%%login_url%%
(3)折り返しクレジットカード変更のためのURLをお送りいたします。
▼Stripeでお支払いの場合
(1)マイページにログイン後、ライセンス情報ページより新しい
クレジットカードの登録または更新をお願いします。
ライセンス情報ページ
%%login_url%%license_list.php
なお、未払いが続いた場合、サービスの一部制限や自動退会となる可能性も
ございますので、お早めのご確認をお願い申し上げます。
今後とも「%%status%%」をどうぞよろしくお願いいたします。
何かご不明点がございましたら、いつでもお気軽にサポートまでご連絡ください。
%%footer%%


タスク2 60日後に最終通告メールの送信
件名:
【最終のご案内】課金失敗よるサービス停止予定日に関するお知らせ
本文:
平素より「%%status%%」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
誠に恐縮ではございますが、お客様の会費について、長期にわたりお支払いが確認できておりません。
過去にお送りしたご案内メールでもお伝えしておりますとおり、今回が最終のご案内(最終通告)となります。
重要:アカウント停止のご案内
このメールの送信より7日以内にお支払いの確認が取れない場合、
誠に残念ながらお客様のアカウントは自動的に退会処理となります。
退会後は、会員専用ページのご利用や、過去にご購入いただいたコンテンツへのアクセスもできなくなりますので、予めご了承ください。
■決済方法別:ご対応のお願い
▼PayPalでお支払いの場合
(1)PayPalより「決済失敗」のメールが届いている可能性がありますので内容ご確認ください。
(2)ご自身のPayPalアカウントにログインのうえ、下記いずれかのご対応をお願いします:
・新しいクレジットカードのご登録
・銀行口座のご登録
▼Univapayでお支払いの場合
(1)Univapayから「決済失敗」のメールが届いている可能性がありますので内容ご確認ください。
(2)マイページのサポートにて「未払金によるクレジットカード変更」の旨ご連絡ください。
マイページURL
%%login_url%%
(3)折り返しクレジットカード変更のためのURLをお送りいたします。
▼Stripeでお支払いの場合
(1)マイページにログイン後、ライセンス情報ページより新しい
クレジットカードの登録または更新をお願いします。
ライセンス情報ページ
%%login_url%%license_list.php
お支払いの状況に関してご不明点がある場合や、やむを得ないご事情がある場合には、必ず7日以内にサポートまでご連絡ください。
可能な限り柔軟に対応させていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
今後とも「%%status%%」をどうぞよろしくお願いいたします。
何かご不明点がございましたら、いつでもお気軽にサポートまでご連絡ください。
%%footer%%
(1)定期支払が未払い方、かつ有効期限切れから60日以上経過した方を対象に「最終通告メール」を行います。
タスク3 67日後にステータスを退会にする
【ご報告】アカウントの退会処理が完了しました(データ保管についてのご案内)
本文:
%%name%%様
平素より「%%status%%」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
以前よりご案内させていただいておりましたお支払いの未確認に関し、誠に残念ながら、本日をもちましてお客様のアカウントは自動的に退会処理とさせていただきました。
退会に伴うご案内
会員専用ページのご利用
ご購入いただいたコンテンツやサービスへのアクセス
登録情報の変更などのマイページ機能
これらはすべてご利用いただけなくなっております。
お客様情報の取り扱いについて
退会後の登録情報(氏名・メールアドレス等)は、
個人情報保護方針に基づき、一定期間(通常1か月程度)保管した後、安全に削除いたします。
※この期間中、再登録や未払いに関するご相談がある場合には、サポートまでご連絡いただけましたら、できる限り対応させていただきます。
なお、一定期間を過ぎた後は、復旧・再開の対応ができかねますので、あらかじめご了承ください。
お問い合わせ
ご不明点や特別なご事情がある場合は、下記マイページまたはサポートまでご連絡ください。
サポート・マイページ:
%%login_url%%
これまでのご利用に心より感謝申し上げます。
またいつかお力になれる機会がございましたら幸いです。
今後とも「%%status%%」をどうぞよろしくお願いいたします。
%%footer%%
(1)定期支払が未払い方、かつ有効期限切れから67日以上経過した方を対象に「最終通告メール」を行います。
(2)メール送信の1時間後にステータスを退会にします。
(1)と(2)は連続タスクで作成します。